広島大学の偏差値は?学部別の目安と合格に必要な学力をやさしく解説
広島大学の偏差値と大学の位置づけ
お子さんから「広島大学に行きたい」と言われたとき、まず気になるのが偏差値ではないでしょうか。ここでは、広島大学がどんな大学で、偏差値がどのくらいなのかを、教育アドバイザーの立場から順番にお話しします。
広島大学はどんな大学か
広島大学は、広島県東広島市に主なキャンパスを置く国立の総合大学です。文系から理系、医療系まで幅広い学部がそろい、中国・四国地方を代表する存在として知られています。
また、地元の高校生に根強い人気があり、広島県内はもちろん、近隣の県からも多くの受験生が集まります。学びの幅が広いので、進路がまだはっきり決まっていないお子さんにも向いています。
偏差値の目安はどのくらいか
広島大学の偏差値は、学部によって差はありますが、おおむね50台後半から60前後が目安です。医学部医学科はこれより高く、60を超える水準になります。
数字は予備校ごとに少しずつ違い、年度によっても動きます。正確な値は、河合塾の「Kei-Net」や駿台・ベネッセの最新資料で確認してください。
偏差値を見るときの注意点
偏差値はあくまで合格可能性の目安です。大学入試では共通テストの得点や科目の配点も大きく関わるため、数字だけで「届く」「届かない」と決めてしまうのはもったいないことです。
特に中学生や高校1・2年生の段階では、偏差値が上下するのは当たり前です。今の数字より、伸びている科目があるかに目を向けてあげてください。
学部別の偏差値と特徴
広島大学には12の学部があり、学部ごとに偏差値や入試の特色が変わります。お子さんの興味に近い分野から見ていくと、志望校選びがぐっと楽になります。
広島大学の学部を徹底解説!特徴・偏差値・就職まで受験生が知りたい情報まとめ
文系学部の目安
文系には、総合科学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部があります。偏差値の目安は50台後半から60前後で、法学部や経済学部はやや高めに出る傾向があります。
教育学部は小学校や中学校の先生を目指す人に人気で、教員養成に力を入れています。将来の夢が教師なら、有力な選択肢になります。
理系学部の目安
理系には、理学部、工学部、生物生産学部があります。偏差値は50台後半から60前後が中心です。数学や理科の力がそのまま合否に響くので、高1から基礎を固めておくことが大切です。
医療系学部の目安
医学部、歯学部、薬学部は難易度が高めです。特に医学部医学科は60台後半に迫ることもあり、早めの準備が欠かせません。
志望するなら、中学のうちから英語と数学の土台づくりを始めるのがおすすめです。
情報科学部の特徴
2024年に新しくできた情報科学部は、AIやデータサイエンスを学べる注目の学部です。新設学部のため、偏差値や倍率は年ごとに変わりやすい点に気をつけてください。
| 分野 | 主な学部 | 偏差値の目安 |
|---|---|---|
| 文系 | 文学部・教育学部・法学部・経済学部 | 50台後半から60前後 |
| 理系 | 理学部・工学部・生物生産学部 | 50台後半から60前後 |
| 医療系 | 医学部・歯学部・薬学部 | 60前後から60台後半 |
| 情報系 | 情報科学部 | 50台後半から60前後 |
上の表はあくまで目安です。実際の数字は年度や予備校で変わるため、受験の年に必ず最新の情報を確認しましょう。
入試の仕組みと合格点の考え方
偏差値と同じくらい大切なのが、入試の仕組みを知ることです。広島大学の入試は、受け方がいくつかあります。親子で一度流れを確認しておくと、準備の優先順位が見えてきます。
共通テストと個別試験
一般選抜では、大学入学共通テストと、大学ごとの個別学力検査の合計点で判定されます。学部によって、共通テストと個別試験の配点の比重が違います。
共通テストで安定して点を取る力は、どの学部を受けるにしても土台になります。
総合型選抜・学校推薦型選抜
一般選抜のほかに、総合型選抜や学校推薦型選抜を行う学部もあります。学校の成績や活動の実績、面接や小論文が評価されます。
日ごろの定期テストや課外活動が、そのまま評価につながります。中学・高校の成績を大事にする理由がここにあります。
合格ラインの考え方
合格に必要な得点率は、学部や年度で変わりますが、共通テストではおおむね7割から8割が一つの目安です。医療系はさらに高い得点が求められます。
- 共通テストで7割以上を安定して取る
- 個別試験の過去問に早めに取り組む
- 苦手科目を一つずつ減らしていく
この3つを意識すると、勉強が「やるべきこと」に絞られて、お子さんも迷いにくくなります。
中高生のうちにできる準備と塾の選び方
受験勉強は、高3になってから始めるのでは少し遅いというのが現場の実感です。ここでは、中学生と高校生それぞれの時期にできることと、塾の選び方についてお伝えします。
中学生のうちにやっておきたいこと
中学生は、英語・数学・国語の基礎を固める時期です。特に英語の単語と文法、数学の一次関数や方程式は、高校の内容につながる大切な単元です。
この時期に勉強の習慣がつくと、高校に入ってからの伸びがまったく違ってきます。
高校生の学習計画の立て方
高1・高2では、学校の授業を中心に基礎を完成させることが目標です。高3になったら共通テストの過去問と、志望学部の個別試験の対策に移ります。
- 高1は、英単語と数学ⅠAの定着
- 高2は、理科・社会の基礎固め
- 高3は、過去問演習と弱点補強
このように学年ごとの目標を決めておくと、毎日の勉強に迷いが出にくくなります。
塾や予備校の活用方法
広島市内には、河合塾広島校、駿台広島校、東進ハイスクール広島校などがあります。集団授業が合う子もいれば、映像授業で自分のペースで進める方が合う子もいます。
まずは体験授業や説明会に親子で参加して、お子さんが「ここなら通えそう」と感じる雰囲気かどうかを確かめてみてください。
保護者ができるサポート
保護者の役割は、勉強を教えることより、安心して取り組める環境を整えることです。食事や睡眠のリズムを整え、模試の結果が悪かったときも、まずは頑張りを認めてあげてください。
志望校について、お子さん自身の言葉で話してもらう時間をつくると、親子の信頼関係も深まります。
まとめ
広島大学の偏差値は、学部ごとに50台後半から60前後、医学部医学科はさらに高い水準です。ただし、偏差値は目安であり、共通テストの得点や入試方式によっても状況は変わります。
大切なのは、中学生のうちから基礎を固め、高校では学年に合った計画で進めることです。お子さんの興味に合う学部を一緒に探しながら、ゆっくり準備を進めていきましょう。

