飛鳥未来きずな高等学校とは?通学スタイル・学費・進路まで徹底解説

「通信制高校って、ちゃんと卒業できるのかな」「子どもに合う学校を選んであげたい」——そんな思いを抱える保護者の方にとって、学校選びはとても大切な一歩です。
飛鳥未来きずな高等学校は、全国16か所にキャンパスを持つ私立の通信制高校で、三幸学園グループが運営しています。卒業率は99.5%以上と高く、自分のペースで通える柔軟な仕組みが多くの生徒・保護者から支持されています。
この記事では、飛鳥未来きずな高等学校の特徴・通学スタイル・コース内容・学費・進路サポートまで、保護者の視点からわかりやすく整理しています。お子さんの学校選びの参考にしてみてください。
飛鳥未来きずな高等学校とはどんな学校?
まず、この学校の基本的な成り立ちと特徴を知っておくことが大切です。通信制高校というと「あまり通わなくていいだけの学校」というイメージを持つ人もいますが、飛鳥未来きずな高等学校はそれだけにとどまらない幅広い教育環境を整えています。
三幸学園グループが母体の通信制高校
飛鳥未来きずな高等学校は、宮城県登米市に本校を置く単位制・通信制の私立高等学校です。運営する学校法人三幸学園グループは、全国60校以上の専門学校・大学・短期大学を手がける教育機関で、35年以上の歴史があります。
この強力なグループネットワークを活かし、通常の高校では体験できないような専門学校の授業を高校在学中から受けられる仕組みが整っているのが、この学校の大きな魅力です。調理・美容・医療事務・福祉・スポーツなど多彩なジャンルを、まだ将来が決まっていない段階から体験できます。
姉妹校との関係と違い
「飛鳥未来高等学校」と「飛鳥未来きずな高等学校」は、同じ三幸学園グループが運営していますが、別の学校です。カリキュラムの方向性は似ていますが、キャンパスが展開されている都道府県が異なりますので、入学前に必ず在住地域のキャンパス情報を確認してください。
飛鳥未来きずな高等学校のキャンパスは、札幌・登米・仙台・宇都宮・高崎・大宮・池袋・お茶の水・立川・小田原・静岡・名古屋・兵庫・福岡天神・熊本・沖縄の全国16か所に設けられています。地方在住の生徒でも、近くのキャンパスに通いながら卒業を目指せます。
卒業率99.5%が示す手厚いサポート
飛鳥未来きずな高等学校が公表している卒業率は99.5%以上です。全国通信制高校の進路決定率の平均が61.5%とされている中、この学校の進路決定率も99.5%という高水準を誇ります。
これを支えているのが、担任の先生が全員カウンセリングの資格を持つという体制です。学習面だけでなく、メンタル面での不安も相談しやすい環境が整っており、不登校経験のある生徒や、人間関係に悩みを抱えてきた生徒も安心して通っています。
5つの通学スタイルで「自分のペース」を選べる
飛鳥未来きずな高等学校の通学スタイルは、生徒の状況やライフスタイルに合わせて5種類から選ぶことができます。毎日通いたい子も、週1回から始めたい子も、どちらにも対応できる柔軟さが特徴です。入学後に通学スタイルを変更することも可能です。
5つのスタイルの概要
| スタイル名 | 通学頻度 | こんな生徒におすすめ |
|---|---|---|
| ベーシックスタイル | 月1回のホームルーム参加 | 在宅学習が中心、自分のペースで進めたい |
| スタンダードスタイル | 週1回のホームルーム参加 | 少しずつ学校に慣れていきたい |
| ネットスタイル | 月1回のネットホームルーム参加 | 自宅でオンライン学習を中心にしたい |
| 3DAYスタイル | 週3日(クラス制) | クラスメイトと一緒に過ごしたい |
| 5DAYスタイル | 毎日(クラス制) | 全日制に近い生活リズムで通いたい |
上記は各スタイルの基本的な通学頻度です。登校時間の制限はなく、自分で決めた日に来てOKという自由さも魅力の一つ。「朝が苦手」「キャンパスが遠い」という生徒でも無理なく通えます。
自由登校制とクラス制の違い
ベーシック・スタンダード・ネットスタイルは自由登校制で、決まったクラスはありません。自分のスケジュールに合わせて登校日を決め、レポートを中心に学習を進めていきます。一方、3DAY・5DAYスタイルはクラス制で、同じメンバーとともに授業を受けます。友人をつくりたい、学校生活を楽しみたいという気持ちが強い生徒には、クラス制の方が馴染みやすいでしょう。
入学時にスタイルを決める必要はありますが、入学後の変更も認められています。最初は週1回から始めて、慣れてきたら週3回に増やすといった段階的な移行も可能です。お子さんの体調や気持ちの変化に合わせて柔軟に調整できる点は、保護者にとっても安心材料の一つです。
登校時間は自由、制服もあるが着用は自由
登校時間に厳しい決まりはなく、1時間目からでも途中から来ても問題ありません。制服はありますが着用は生徒の自由で、私服で通っている生徒も多くいます。校則も比較的ゆるやかで、全日制高校のような厳しいルールに息苦しさを感じてきた生徒にも居心地よく過ごせる環境が整っています。
専門コースと大学進学コース、どちらも充実している
飛鳥未来きずな高等学校は、卒業資格を取るだけの学校ではありません。三幸学園グループの専門学校ネットワークを活かした実践的な専門授業と、大学進学を見据えた学習サポートの両方が備わっています。「やりたいことがある生徒」にも「まだわからない生徒」にも対応できる環境です。
長期コース(メイク・ネイル・進学など)
じっくり取り組むための長期コースには、以下のようなものがあります。
- 進学コース:大学・短大・専門学校への進学を目指す生徒向け。担任への進路相談もスマホから可能
- 補習コース:苦手科目を克服しながら学力を底上げしたい生徒向け
- メイクライセンスコース:スキンケア・ベースメイクから本格的なフルメイクまで学べる
- ネイルライセンスコース:ネイルの基礎から資格取得を目指す実践的なコース
長期コースはいずれも週2日の参加が基本で、通常の授業と並行して受講できます。メイクやネイルのコースは女子生徒に特に人気が高く、「高校卒業後に専門学校に入るより、在学中に学んでしまいたい」という声も多く聞かれます。
短期コース(ファッション・調理・eスポーツ等)
「まずは試してみたい」という生徒には、さまざまなジャンルを体験できる短期コースが向いています。ファッション・医療事務・調理・ダンス・楽器・スポーツ・eスポーツなど、いわゆる「将来の職業候補」を在学中にいくつも体験できます。
短期コースをいくつか受けてみて「やっぱりメイクが好き」「医療事務に向いているかも」と気づいた生徒が、その後の進路をより明確にしていくケースが多いです。進路が決まっていなくても焦らず、体験を通じて自分の「好き」や「得意」を探せるのが飛鳥未来きずな高等学校ならではの強みです。
大学進学実績と受験サポート
「通信制高校では大学に行けないのでは」と心配する保護者は少なくありませんが、飛鳥未来きずな高等学校の進学実績を見ると、その心配は不要です。過去の卒業生は次のような大学への進学を果たしています。
- 難関・有名大学:慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、法政大学
- 公立大学:東京都立大学、愛知県立大学、大阪府立大学、三重大学
- その他多数:日本大学、東洋大学、関西大学、中京大学など全国の大学
進学コースでは担任の先生への相談がスマホからも行えます。生徒一人ひとりの志望校に合わせた個別指導が受けられるため、塾や予備校(例:代々木ゼミナール、東進ハイスクールなど)との併用を希望する場合も、柔軟なスケジュールを組みやすいのが通信制ならではのメリットです。
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学費の目安と就学支援金の活用方法
通信制高校を検討する上で「学費がどれくらいかかるのか」は、保護者にとって最も気になる点の一つです。飛鳥未来きずな高等学校の学費は選ぶスタイルやコースによって変わりますが、国の就学支援金制度を活用することで大幅に抑えられるケースもあります。
基本の学費(ベーシックスタイルの場合)
| 費用項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 入学金 | 10,000円 |
| 授業料(1単位あたり8,000円×25単位) | 200,000円 |
| 施設・設備費 | 60,000円 |
| 補習費(授業料) | 100,000円 |
| 教材費 | 30,000円 |
| その他経費 | 40,000円 |
| 合計(目安) | 約430,000円 |
上記はベーシックスタイルの概算です。キャンパスや年度によって異なる場合があります。また、専門コース(メイク・ネイルなど)を受講する場合は別途コース費がかかります。
就学支援金で学費はどれくらい変わる?
飛鳥未来きずな高等学校は、国の高等学校就学支援金制度の対象校です。2026年度より制度が拡充され、所得制限が撤廃されたことで、すべての世帯が一定の支援を受けられるようになりました。
- 全世帯共通:年間基準額118,800円の支援
- 世帯年収590万円未満:上限額337,000円まで支援
- 世帯年収590〜910万円:年間約125,112円の支給(26単位の場合)
世帯年収が590万円未満の場合、授業料(1単位8,000円)が全額無料になるケースもあります。実質負担額は約230,000円程度に抑えられる場合もあるため、まず各キャンパスへ問い合わせ、具体的な金額を確認してみることをおすすめします。
サポート校との違いで学費はどう変わるか
通信制高校を検討している保護者の中には、「サポート校」と混同しているケースもあります。サポート校は通信制高校に加えて通うため、2校分の費用が発生します。一方、飛鳥未来きずな高等学校は通信制高校そのものなので、通うのは1校のみ。費用の二重払いが発生しない点で、学費を抑えやすい仕組みになっています。
また、全国16キャンパスに対応しているため、地方在住の生徒でもスクーリングのためだけに遠方の本校に行く必要がありません。交通費や宿泊費のような追加負担が抑えられるのも、地方の保護者にとって嬉しいポイントです。
不登校・転編入生へのサポート体制
飛鳥未来きずな高等学校には、不登校経験のある生徒や、全日制高校から転入・編入を希望する生徒も多く在籍しています。「また学校で傷ついたらどうしよう」という不安を抱えたお子さんでも、安心して踏み出せる仕組みが整っています。
担任はカウンセリング資格を持つ先生
飛鳥未来きずな高等学校では、担任の先生が全員カウンセリングの資格を持っています。これは一般的な高校ではなかなかない体制です。学習の悩みだけでなく、友人関係・家庭内のこと・将来への不安など、さまざまな相談を打ち明けやすい環境です。
実際に転入した生徒からは「先生が本当に自分のことを考えてくれると感じた」「週2回に増やしてみようと言ってくれた」などの声が多く聞かれます。生徒の気持ちや状況を丁寧に聞きながら、最適なペースで学校生活をスタートできるようサポートしてくれます。
転入・編入の手続きと条件
飛鳥未来きずな高等学校は、中途入学(転入・編入)にも対応しています。
- 転入学:現在高校に在籍中の生徒が、在学中に転校するケース
- 編入学:高校を中途退学した生徒が、改めて入学するケース
転入の場合は、前の高校で取得した単位を引き継ぐことができます。3年間よりも短い期間での卒業を目指せるケースもあります。具体的な条件はキャンパスによって異なるため、早めに相談してみるのが得策です。
起立性調節障害・発達障害への対応
「朝が起きられない」「集団の授業が苦手」「気持ちの波がある」——こうした悩みを抱える生徒にとって、通信制高校は大きな選択肢になります。飛鳥未来きずな高等学校でも、起立性調節障害や発達障害を持つ生徒が安心して通えるよう、個別対応を行っています。
登校時間・日数を柔軟に設定できるため、体調が安定しない日があっても無理なく在籍を続けられます。「学校に来られるときだけ来ればいい」という姿勢が徹底されており、欠席が続いても担任からのフォローが入るため、孤立する心配が少ないです。
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入試の流れと準備しておくこと
飛鳥未来きずな高等学校の入試は、通常の高校入試とは仕組みが異なります。学力テストはなく、書類と面接によって合否が決まります。「勉強が苦手だから受験できないかも」という心配は不要です。ただ、準備なしで臨むのではなく、事前に確認しておくべきことがあります。
入試の選抜方法と難易度
選抜方法は「書類選考」と「面接」の2本立てです。偏差値によって合否が左右されることはなく、学力に自信がない生徒でも出願できます。ただし、定員を超える応募があった場合には選考が行われる可能性があります。
入学説明会には生徒だけでなく保護者の同席が求められます。説明会の場で出願に必要な書類と「受験の動機」が渡されます。面接日(入試日)は出願後1週間以内に連絡が来るため、出願から入学まで比較的スムーズに進む印象です。
2026年度の入試日程(参考)
| 入試回 | 願書受付期間 | 入試日 |
|---|---|---|
| 第一次入試 | 2025年9月1日〜10月23日 | 2025年10月25日・26日 |
| 第二次入試 | 2025年10月28日〜11月20日 | 2025年11月22日 |
上記はキャンパスによって変わる場合があります。最新情報は各キャンパスの資料やホームページで必ず確認してください。資料請求は無料で行えます。
入学説明会への参加が第一歩
飛鳥未来きずな高等学校を検討する場合、まず入学説明会への参加が基本の流れです。説明会では学校の方針やコース内容の説明を受けられるほか、実際のキャンパスの雰囲気を肌で感じることができます。
「資料だけでは決められない」という保護者が多いのも当然で、説明会に参加することで具体的なイメージがわきやすくなります。気になるキャンパスが複数ある場合は、それぞれで説明会に参加してみることをおすすめします。
卒業後の進路——大学・専門学校・就職まで幅広い選択肢
「通信制高校から卒業後はどうなるのか」は、保護者にとって最も気になるテーマです。飛鳥未来きずな高等学校では、大学進学・専門学校進学・就職のいずれにも対応した進路サポートが整えられています。
三幸学園グループの姉妹校への進学優遇
飛鳥未来きずな高等学校の卒業生は、三幸学園グループの専門学校・大学・短期大学へ優先的に進学できるという大きなメリットがあります。学費の一部免除が受けられるケースもあり、高校在学中に専門授業を体験した流れでそのまま進学できるため、ミスマッチが起きにくいのも特長です。
三幸学園グループの主な進学先には、東京未来大学・大宮医療秘書専門学校・東京スイーツ&カフェ専門学校・ベルエポック美容専門学校・大阪こども専門学校などがあります。
就職実績も豊富
就職を希望する卒業生への支援も充実しています。過去の就職実績には以下のような企業・機関が含まれています。
- 日本郵便株式会社
- 株式会社ジーユー(GU)
- タリーズコーヒージャパン株式会社
- エイベックス株式会社
- 防衛省・自衛隊、神奈川県警(公務員)
- 介護・医療施設など福祉系企業 ほか多数
在学中に医療事務・介護・保育などの専門授業を受けてきた生徒は、卒業後の就職でもアピールポイントが増えます。単に高校を卒業するだけでなく、就職に直結するスキルを身につけながら卒業できるのがこの学校の強みの一つです。
進路指導は一人ひとりに合わせた個別対応
飛鳥未来きずな高等学校の進路指導は、一斉指導ではなく個別対応が基本です。「大学に行くか専門学校に行くかまだ迷っている」という段階でも、担任の先生が親身に相談に乗ってくれます。スマホからのメッセージでも連絡が取れるため、放課後や自宅にいる時間でもやり取りできる手軽さがあります。
大学受験を目指す場合は、代々木ゼミナール・河合塾・スタディサプリなど外部の学習サービスと組み合わせるケースも多く、柔軟なスケジュールの中で効率よく受験対策ができます。担任に「どの大学を目指したい」と伝えれば、受験に向けたロードマップを一緒に考えてもらえます。
まとめ——飛鳥未来きずな高等学校が向いている生徒・家庭とは
この記事では、飛鳥未来きずな高等学校の特徴を保護者目線で整理してきました。最後に、この学校が特に向いていると感じる生徒・家庭の特徴をまとめます。
- 自分のペースで通いたい、登校日数を柔軟に調整したい
- 不登校・転編入の経験があり、新しい環境で再スタートしたい
- 美容・調理・医療・スポーツなど、将来の仕事につながる専門を早めに体験したい
- 大学進学も視野に入れながら、選択肢を広げておきたい
- 学費を抑えながら、手厚いサポートを受けたい
通信制高校は「全日制に通えなかった子のための学校」という古いイメージをまだ持っている方もいますが、今の飛鳥未来きずな高等学校はそれだけではありません。自分の興味や将来を高校時代から試せる学校として、多くの生徒が選んでいます。
まずは資料請求と説明会への参加から始めてみてください。実際にキャンパスを訪問してみると、お子さんが通う姿がイメージしやすくなります。




